飯阪雅則の本からの知恵 No.5

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飯阪雅則の本からの知恵 No.5 

2020/06/24

「飯阪雅則の本からの知恵」

ガーデンルームのあるお庭づくりを通じて10歳迄の男の子が自律成長
できる脳科学を活かした人間力教育ガーデンジャーの飯阪雅則です。

年齢を重ねれば重ねるほど一年がだんだん早く感じるというのは私だけ
ではなく、よく皆さんが言われる事であり、「この前正月来たのに
もうお盆が来てあっという間に年末や」とつくづく実感します。
ある本には10歳であれば一年は10分のⅠで50歳であれば一年は50分の

Ⅰになるから10分のⅠより50分のⅠのほうが少ないから、若いときよりも

一年が早く感じるということが書かれていたように記憶しています。
物理的な時間(時計が計る時間)は年齢に関係しないのに脳が感じる時間が

年齢とともに早く過ぎていくのはなぜでしょうか?
脳は、外の物理的な時間を、物事を関連づける物差しとして
脳内の神経回路に表現する。
若いときに時間が豊かに過ごせたと感じるのは、脳内に順序として関連づ

けられた情報が多かったということを示している。
関連づけられる情報が多いということは学習性が強い事象が多いというこ

とであり、若いときの一年と老いたときの一年で、時間の長さが違って感

じられるのは若いときの一年の間に、強い衝動を覚えるような事象がより

多かったからだそうです。
いかに感動する日々を過ごして人生を送るかが若さを保つ秘訣かもしれません。                                                          

                 出典:松本 元著  「愛は脳を活性化する」

 

『百人一首』を日本人の常識として知っておきたいと思いますので
お子さんと一緒に覚えておきたいものです。

奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき (猿丸太夫)
                                                                                             
奥深い山の中で、散った紅葉の葉を踏み分けて鹿の鳴く声が聞こえてきます。

秋は悲しい季節だとますます身に染みること
 
かささぎの 渡せる端に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける (中納言家持)
                                                                                               
かささぎが天の川に渡すという橋、その橋にたとえられる宮中の階段に霜が

降りて白くなっているのを見ると、すっかり夜も更けてしまったのだなぁ

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