飯阪雅則の本からの知恵 No.20
2022/10/25
「飯阪雅則の本からの知恵20」
「両親と遊んだ子どものころに育んだ心の記憶(幸福感)が生きる糧になるお庭つ
くり」の専門家ガーデンジャーの飯阪雅則です。
子どもを育てることって本当に大変ですよね。
もう四人とも社会人になりましたが私も一女三男の子供がいます。
よく「四人もいるんですか?子育て大変だったでしよう?」
って言われるのですが、その時、「あなたは何もしていない、私ひとりで子育て
しました」と家内が言っています。(^^;)
私は本当に何も協力していなかったので反論する言葉がありません。
誰でも親であれば健康で優秀な子供に育ってほしいと願います。
この本は自分自身に対して質問し、今どんな状態であればいいのかを問うことを
参考にできるものです。
今、子育てしている方、これから子育てされる方にヒントになればうれしく思い
ます。注意しておきたいことは「子どもには子どもの人生がある」
そもそも子育てって何だろう?
私もそうですが、学校はどこそこのレベルのところに行ってほしいとか、こんな
会社に就職してほしい、安定した公務員になってほしいとかがあると思います。
親は対等な立場で、子供と接する時は常に自分も育つことを意識して子供の成長
と自立を促すことを忘れないでほしい
怒らないで伝える方法は何だろう?
相手に感情をぶつけるのは「怒る」、必要なことを冷静に伝えるのが「叱る」
子どもの成長を促すため、しつけのために叱ることは必要ですが、しつけに自分
の感情をぶつける怒りは不要です。
自分がどんな状態だったら、子どもを伸ばせるだろう?
子どもを伸ばすためには、親がどんな状態でいるといのでしょうか?
日頃から子どもの良いところを見つけてほめ、悪いところは冷静に叱る必要があ
ります。
ただしそれは、自分に余裕がなければできません。余裕がなければ、どんな人で
も自分の感情を押しつける怒りの感情になってしまいます。
相手に怒りをぶつけた側は後悔し、怒られた側には反発が生まれます。
子どもを伸ばすために、自分がどんな状態でいる必要が
あるのかを意識して質問を考えてみましょう。
“質問”に答えるだけでイライラがニコニコに変わる!
「魔法の子育て しつもんBOOK」
マツダ ヒロミ著