飯阪雅則の本からの知恵 No.17
2022/02/25
「飯阪雅則の本からの知恵17」
「両親と遊んだ子どものころに育んだ心の記憶(幸福感)が生きる糧になるお庭つくり」の
専門家ガーデンジャーの飯阪雅則です。
人の人生は80年余り、約3万日。心臓も30億回打ったら止まるように
なっていると書かれています。
それから計算すると私の残りの時間は約20年で3分のⅠが寝ているのでその時間を引くと
そうありません。
なんや、いきなり暗い話やなと思われるかもしれません。
日々、時間に追われて「笑い」を忘れてはいませんか?
笑いが如何に健康にいいかというお話で、日々笑って過ごさなければ
損だということです。
くよくよしても人生悩んでいても人生、
私も小さいことに悩み、考え込み、ああすれば良かったとか後悔することが非常に多くあります。
私は吉本新喜劇が好きでテレビでよく観ますが、
新喜劇を見る前と3時間後の笑いの効果を調べるとガンに対する抵抗力の指標となるNK活
性(ガン細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞の元気度)は笑う前に数値が低すぎた人はすべ
て正常値までアップし、高すぎた人の多くも正常値の近くまで戻ったということです。
私の今まで観た映画の中でNO.1はチャップリンの街の灯ですが、これもめちゃくちゃ面
白くて最後に泣けるのですが笑った後は何ともスッキリと体が楽になる思いがします。
映画のつながりで淀川長治さんのお話
とある病院に入院した時のこと、病室のドアに
「このドアを開ける人は笑顔で入ってきてください」
と書いたメモを貼り付けました。すると、それまで忙しげで無表情だったナースさんたちが
ステキな笑顔になり、病院全体に笑顔があふれて、とても感謝されたそうです。
お母さんがニコニコしていると、子供だって愛嬌のいい子どもになる。人と人とを結ぶ大き
な絆として人間にだけ与えられた贈り物、それが笑顔です。
陸上100メートル走のゴールドメダリストのカール・ルイス。
人なつっこい笑顔でいつも白い歯を見せて微笑んでいましたが、
彼の強さの秘密はあの笑顔だったという話を聞きました。
今、北京で冬季オリンピックが開催されていますが、日本とデンマークが対戦し、日本が最
後のショットで3点を取り、逆転で勝利しました。
そういえば、いつも彼女たちは氷上で笑顔を振る舞いています。
「笑いは心と脳の処方せん」
昇 幹夫著