【いいさか通信Vol.51】
2020/03/03
いいさか通信。
皆さん、明けましておめでとうございます。
今年も拙いお話を読んでいただきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
今年は暖冬で、私は全然寒く感じることもなくお正月もいい天気で過ごしやすかった
ですね。
話は突然変わりますが、暖冬といっても寒いので暖かい気持ちになってもらおうと
お風呂のお話をしてみたいと思います。都会では今のようにお風呂のある家が少なく
銭湯に行かれていたように思います。(今ではスーパー銭湯がたくさんできていま
すが昔ながらの銭湯の数が激減しているらしいです)
私の幼かったころは家には風呂がありましたし、田舎でしたのでほとんどの家にお風
呂があり近くに銭湯はありませんでしたのでいった記憶がほとんどありません。
私どものお風呂はいわゆる五右衛門風呂というやつです。
ほとんど方は入ったこともなくご存じないと思いますが
構造は風呂桶は鉄(正確には鋳鉄)でできていて、それを下から薪を焚いて水を温め
るのです。
鉄の桶の底の下から薪を燃やして熱伝導率がいいので桶の底がめちゃくちゃ熱いわ
けです。
ですから、ゲス板という木でできた板を沈めて直接桶底には触れないようにして入
ります。
ゲス板は木で作ってあるのでその上にしっかりと乗っていないと外れて浮いてしまう
ことがあります。
そうなると、足が鉄の桶の底に触れることになり熱くて飛び上がってしまいます。
今、考えると不思議なんですが、桶自身が鉄でできているのに底だけが熱く周りが
熱くならなかったのはなぜなんでしようか?
多分、周りの外側はコンクリートで固められていたからかも!!